書籍:「沈黙のWebライティング」を先日、読了しました。

◎検索上位に上がるような記事を作れていない
◎ブログを始めたいWebライティングを勉強したい
と悩んでいる方に、おすすめの書籍です。
自分はブログの文章作成に、沈黙シリーズを読んだことが役立ちました。
テクニックや考え方はまだまだ自分自身、実践と試行錯誤中です!
https://twitter.com/masaka_blog/status/1255866660637904896
正直な所、表紙のデザインを最初に見たイメージは、アニメ絵だし
「専門的な内容になってるのか本当に大丈夫なのだろうか…」でしたが
結論は「文章作成に携わるなら必読の有益なWebライティング入門書」でした。
「沈黙のWebライティング」は月収7桁ブロガーでもあるマナブさんや、多くの方がブログとSNSで薦めている書籍です。
この記事を今読んでいるあなたも同じ本に興味を持つ1人かと思います。
ぜひ、この後の書評を参考にして頂けると嬉しいです。
「沈黙のWebライティング」の内容
【書籍の内容】
Webで連載されていたコンテンツ「沈黙のWebライティング」を、書籍化して新たに追記したものです。
伝説のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍する物語を通じて、
Webライティングの基本や考え方をイラストや図解付きで学びます。
【ストーリーの紹介】
須原にある温泉旅館「みやび屋」。若女将である宮本サツキが切り盛りしているが、
Web集客が振るわず、経営の危機を迎えていた。 やがて、みやび屋にひとりの男が来訪する。
男の名は「ボーン・片桐」。
重さ39.9kgのノートPCを操る謎の男の目的とは一体……! ?
いま、みやび屋のWebライティングを巡る激闘が始まる!
<Amazon引用>
書籍でのライティング関連の内容は
SEO、検索エンジンに向けた文章作成、文章の推敲、リライト、オウンドメディア、
SEOに強いWebライターの育成法などです。
沈黙のWebライティングの書評
書籍は合計600P以上と分厚いのですが、内容に没入して2日で読破しました。
中身はイラストを交えてストーリーに沿って解説をしていくので、読みやすかったですね。
内容の解説は文章のみではないので「ビジネス書はそんなに日常的に読まない」といった方にもおすすめです。
主人公
ボーン・片桐…伝説のWebマーケター
ゴリゴリマッチョな主人公が、WEBマーケティングに詳しいというギャップが前作の内容同様にシュールですね。
ストーリーの大筋は「経営危機」を迎える旅館のヒロインが経営回復のため、ボーンさんから指導を受けていく形式です。
読者視点で「自分の会社に当てはめたらどうだろう」と感情移入しつつ読めるので、中身はスッと頭に入りやすいです。
前作「沈黙のWebマーケティング」よりストーリー部分が鮮麗されている印象です。
◎前作の「沈黙のWebマーケティング」の書評は別記事にて紹介。
-
-
【書評】沈黙のWebマーケティングを読了後の感想まとめ
書籍:「沈黙のWebマーケティング」を先日読了しました。 マーケティング手法、SNS運用など業務や副業でマーケティングに携わる人には 有益な内容が多かったです。マサカ自身の備忘録もかねて本の感想を書いていきます。 & ...
続きを見る
具体的に沈黙のWebライティングの解説でよかった点
Googleの検索エンジンの解説の中で、
「検索ユーザーは検索したいわけではなく、自分の悩みや質問に関する答えが欲しい」
という言葉があり、マサカの心にグサっと刺さりました。
色々な書籍を読んでいく中で、テクニックや知識は増えます。
この沈黙のWebライティングにも文章テクニックがあります。
ですが本質の大事さも併せて書いてありました。
「顧客ファーストに読者が求めている情報」を書くことの大事さと書き方を改めて勉強できました。
お客様に対して、どんな価値を与えられるかを改めて考えされられました。
ライティングの解説でおすすめの2つの項目
◎USP(他にはない独自の強みを活かす)
◎システムの思考法を使った文章のリライトと推敲
個人的に上記のUSP、システムの思考法によるリライトと推敲の
2つの項目が分かりやすくよかったです。
それぞれを要約していきます。
USPとは
「Unique Selling Proposition」の略で「他にはない独自の強み」のことを指します。
顧客に向けて商品を売る時にいかにこのUSP、独自の強みを相手に伝えるかが大切になります。
◎USPのメリット
USPを分かりやすく伝えることで競合他社の商品との比較ポイントを明確に伝えることができ、顧客が商品を選びやすくなる。
コンテンツに差別化ができ、色々なWebサイトに紹介されやすくなる、
他にはコンテンツの方向性がブレなくなるなどがあります。
他社との比較は客観性があることで、記事に対しての信頼性が上がります。
システム1・2の思考法を使った文章のリライトと推敲とは
「システム1」「システム2」とは、
行動経済学に関する書籍「ファスト&スロー」の著者「ダニエル・カーネマン」が書籍で語った内容です。
人は「システム1」と「システム2」というふたつの思考で情報を処理して、その思考は順に作動するというものです。
システム1
まず最初に作動し、物事を直感的に素早く判断する高速で動く思考のこと
システム2
ゆっくりと動き、物事を慎重に判断・計算しようとする思考のこと
人は難しい文章や図解などが直感的に目に入った場合に、直感的に脳が処理ができないです。
次の段階として、慎重に論理的に計算をしようとします。
これが「システム1」から「システム2」に順に作動した状態です。
「システム1」「システム2」を配慮した文章を書くことで、「読み手の脳の負担を減らすことができます。
◎「システム1」に配慮する文章
心理的な負担が減るようなわかりやすく見やすい文章
たとえば1つの文章が極端に長くなっていないか、改行が2〜3行で必ず行われているかなどです。
◎「システム2」に配慮する文章
論理的に構成された理解しやすい文章
論理的な破綻がしていない、結論・理由・根拠が順に述べられた文章になっているかなどです。
推敲…文章をよくしようと何度も考え、作り直して、苦心すること。
記事のまとめ
読了後の感想として、
WEBマーケティング業務を日常的に行っている方には、上級な高度な内容はないので
物足りない面があるかもしれません。
ですが、これから副業や趣味でブログ運用、業務でマーケティングや
Webライティングに携わる人の入門書として必読の本だなと思います。
マサカ自身、ライティングを仕事の業務でよく行うので参考になる点が多かったです。
会社内でWEBマーケティングのリーダーとなれたのも、この書籍との出会いがあったからと言えます。
同じシリーズの「沈黙のWebマーケティング」の内容も良かったです。
今回の書籍「ライティング」の方を読んだ方は合わせて読むのがおすすめですね。
kindle版だとすこしお値段が安いので、お買い求めしやすいので是非!
書籍を読んだ上で自分のアウトプット
◎結論ファーストの分かりやすい文章作成
◎グーグル検索もだが、まず顧客ファーストに
◎論理的に分かりやすく要点もまとめる