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色彩が持つ心理的効果とデザインの活用方法【感情を動かす色の効果】

2020年5月11日

色彩が持つ心理的効果とデザインの活用方法【感情を動かす色の効果】

・WEBやイラスト、広告デザインでイメージカラーに悩んでいる

・ダサいファッションやカラーセンスと絶対に言われたくない

・色彩検定の勉強をしている、色に興味がある

といったデザインやイラスト方面の疑問や悩みを解消していきます。

 

こんにちは!マサカ(@masaka_blog)です。

デザインで色の選び方や配色に苦労したことは、誰しも経験したことがあると思います。
今回の記事は、「色が持つ心理的な効果やイメージさせる感情」がテーマです。

 

 

◎カラーコーディネイトと心理的効果を覚えるメリット

色を選ぶというのは、普段の日常のたとえば洋服選びに家具選び、仕事や趣味でのデザイン、イラスト、HP・ブログなどのWEB制作と多くの場面があります。

 

心理的効果を意識した色選びができると、ダサいデザインと言われなくなります!

見る人の心理に、無意識に働きかけるテクニックを使えるようになります。

 

「自分が好きな色の効果は何だろう」「色ってどんなイメージを持たせるんだろう

と気軽に読んで、少しでも色のことを覚えてもらえたら嬉しいです。 

 

著者(マサカ)について 現在:色彩検定2級を取得。

僕は学生時代からイラストを描くのが好きで、デザインや色へ興味がありました。
社会人になり写真、印刷業界に就職しDTP・WEBデザインや動画編集をしています。

 

・代表的なカラーの心理的効果の比較

色が人に与えるイメージは、企業のマーケティングやデザインを考える上でとても重要です。

 

まずは代表的な色の心理的な効果、イメージをそれぞれ紹介します。

◎赤(レッド)

 情熱、興奮、熱い、怒り、太陽、血、口紅、リンゴ

◎橙(オレンジ)

 喜び、楽しい、暖かい、活発、陽気、みかん、太陽、夕日

◎黄色(イエロー)

 元気、明るい、愉快、無邪気、注意、光、太陽、レモン

◎緑(グリーン)

 優しさ、癒し、安全、平和、若々しい、草、木、自然

◎青(ブルー)

 知的、さわやか、信頼感、誠実、冷たい、静か、空、海

◎紫(パープル)

 上品、優雅、妖艶、高貴、不安、ぶどう、スミレ、ラベンダー

◎桃(ピンク)

 可愛い、幸福、柔らかい、甘い、愛情、桃、桜、春

◎茶色(ブラウン)

 落ち着き、地味、渋い、大人、木、秋、チョコレート、レンガ 

◎白(ホワイト)

 純粋、清潔、神聖、綺麗、軽い、雪、雲、ウェディング

◎灰(グレー)

 落ち着き、上品、大人、真面目、迷い、ねずみ、コンクリート

◎黒(ブラック)

 高級感、重厚感、恐怖、不吉、闇夜、髪、スミ、カラス

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これらの色を見終わった時に、元々頭でイメージしていた感情やものと近かったかと思います。

 

配色は使う場面を考えて、与えるイメージを考慮して選択しましょう

たとえばビジネスの場で男性向けのスーツの新作をプレゼンや広告発信をします。

その場合に使用する色は、奇抜な演出を狙うのでなければ「誠実・清潔」を表す「白・青」が適切です。

また「高級感」を表す「黒」を合わせるとフォーマルな印象になりますね。

 

反対に、

彩度が高い鮮やかな蛍光のピンクを前面に出すと「甘い・可愛い」雰囲気になります。

 

ビジネスの場面での誠実さや高級感を表すような広告としては意図がズレてしまいますよね?

 

では色の心理的効果について、比較を織り交ぜながら次の項目で紹介していきます。

 

色の効果:色がイメージさせる感情の心理的効果

色彩がもたらす6つの心理的効果を紹介します。

色の効果①寒色と暖色

寒色寒さや冷たさを感じさせる色。

暖色暖かさを感じさせる色。

 

寒色は青、青緑、青紫などで、暖色は赤、橙、黄色などです。

どれにも当てはまらない黄緑、緑、紫などの色は中性色と呼びます。

 

色の効果②進出色と後退色

進出色近くにあるように見える色

後退色遠くにあるように見える色

 

暖色系の色・明るい色が進出して見えて、寒色系の色や暗い色が後退して見えます。

 

色の効果③興奮色と沈静色

興奮色暖色系で彩度が高い鮮やかな色

沈静色寒色系で彩度が低い鈍い色

 

彩度が高い赤色などは人を興奮させ、彩度の低い青色は落ち着かせます。

 

色の効果④柔らかい色と堅い色

柔らかい色暖色系で明度が高く、彩度が低い色

堅い色寒色系で明度が低く、彩度が高い色

 

暖色系で白に近づくと柔らかく、寒色系で黒に近づくと堅く感じます。

 

色の効果⑤軽い色と重い色

軽い色明度が高い明るい色

重い色明度が低い暗い色

 

家電がイメージしやすく白が最も軽い色で、黒が最も重い色に感じます。

 

色の効果⑥膨張色と収縮色

膨張色同じ大きさでも大きく見える色

収縮色同じ大きさでも小さく見える色

 

膨張色は進出色、収縮色は後退色でもあります。

色の中で最も膨張して見えるのは白、反対に収縮して見えるのは黒です。

 

色の心理的効果は、色の資格の「色彩検定」の問題でも出題される内容です。

資格取得をせずとも色の効果を覚えていきたいですね。

【実体験あり】デザインのための色彩検定合格のメリット・デメリット
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・具体的な心理的効果を活用する方法

改めてですが、色の与えるイメージの復習です。

赤(レッド)は暖色でもあり興奮色、青(ブルー)は寒色でもあり沈静色です。

 

使われるカラーによってイメージする感情と色の見え方の変化には違いがあることを紹介してきました。

 

そこで実際に色の心理効果を使って、日常である場面を想定してみましょう。

 

色の心理的効果:ケース1「ファッション」

◎夏のファッション

白い服を着ると明るく爽やかなイメージに見えます。反対に黒い服を着ると、重厚感が出ます。

黒は太陽の紫外線を吸収する色ですので夏は暑いですね。

 

夏場に真っ黒のTシャツ・黒いズボン・真っ黒のスニーカーだと暑苦しいですよね?

 

黒は最も同じ大きさで収縮色ですのでたとえば小さく見せたい、
体のラインを細く見せたい場合には黒が理にかなった選択になります。

 

色の心理的効果:ケース2「家電選び」

◎お部屋の家具・家電選び

たとえば新居のインテリアを考えた時に、壁の色が白であれば、壁際に置く食器棚や冷蔵庫の色も合わせて白にします。

 

そうする事で色の統一感が出せるので部屋が広く見えるようになります。

 

反対に、部屋をカッコいい・クールな印象でまとめたい時は家具や家電を
黒ベースで選ぶとグッと色が引き締まったお部屋になりますね。

 

部屋のインテリアは色数を大きく3色以内と極力減らしていくことで、
洗練された雰囲気になりゴチャゴチャっとした印象を抑えることができます。

 

クッションやソファー、ラグなどの色は印象に大きく影響を与えますね。

 

記事のまとめ

色の心理的効果は、無意識に見た人がイメージします。

 

ですので色のイメージを理解して活用すれば、

自分自身のファッション・インテリア・ブランディング・パーソナルカラー選びに良いですね。

改めてですがカラーコーディネートの知識は

◎日常のファッション・家具家電えらび

◎ビジネスでの資料作成・理にかなったデザイン制作

に使えるので覚えて損なしです。

 

マサカ自身の経験ですが

仕事ではカラーコーディネートの知識を覚えたことは、イラストを描く速度やデザイン・広告全体のクオリティ向上に一役買いました。

 

仕事で作る資料でも、自然と文字や背景の色を見る人のことを意識するようになります。

 

最後に、今回の記事が高校・大学や専門学校の授業、趣味でデザインを勉強している方、

デザインに関連したお仕事をされるすべての方の手助けに少しでもなれば嬉しいです。

 

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